メキシコに関わることを雑多に綴っています。
本日のテーマは【ネイル】です。
最初にお伝えしておきます。
今回は、「日本のネイルアートのレベルってやっぱり高いのね」
という、日本の良さを再確認する回です。
筆者の場合、日本では20ヶ所以上のネイルサロンに通いましたが、
メキシコでは6ヶ所しか行ったことがありません。
しかもメキシコシティではなく、いち地方。
毎回ツッコミどころ満載で、いつかどこかでこの話をしたいと思っていました。
もちろん、レベルの高いネイリストさんもメキシコに沢山いると思います!
(特に都市部)
あくまでいち体験談としてお話しさせていただきます。
金額はどれくらいかかる?
筆者が行ったネイルサロンの金額をご紹介します。
平均で200ペソくらい(900円弱)
一色でも二色でもフレンチでも、オフがあってもなぜか同じ金額でした。
時間はどれくらいかかる?
メキシコは施術が速いです。
日本で2時間かかるところを30分で終わらせてくれます。
気軽に行けてすぐ帰れるのは利点。
違いは、やはり出来上がりの質。
日本ほど丁寧には塗ってくれません。
サービスの内容は日本と違う?
ずばり、違います。
素人でネイルの知識がほぼ0の筆者から見ても、施術の内容、手順、細かさが違うと感じます。
メキシコは基本、雑
甘皮処理なし
カットした爪の形がいびつ(自分でやったほうがマシなくらいな時も・・・)
オフはまだ固いのに無理やり剥がすので痛い
ジェルの塗り方が不均一
等々・・・
ストーン?アート?
一定の技術が必要な施術は、出来ない人が多いです。
というかむしろ、日本のネイリストさん、ほぼ全員ができてしまうことがすごいなと思います。
衛生管理大丈夫?
爪カットで血が出ても気にせず、
施術時にマスクもしません。
また、日本ではジェルの本体から別の容器に少し出して、
消毒した筆を使ってジェルを塗っていると記憶しています。
メキシコは、ジェル本体に付いている筆で直塗り。
衛生面が心配です。感染とか・・・
どんなとこに行ってるんだと思われるかもしれませんが、一応その土地のお金持ちマダムが通うエステスパが併設されたネイルサロンに行ったりもしています。
ネイリストの資格
日本にはNPO法人によるJNAジェルネイル技能検定があります。
国家資格ではないものの、ネイルサロンに就職するにあたり技術・知識を証明できる大きな役割を担っています。
一方のメキシコ。
ネイリストの資格って存在するのか?
調べてみたところ、公式なネイリスト検定があるようです。
メキシコの公的職業資格であり、
EC0361 基礎レベル・EC0613 上級レベル
の2種類がありました。
いままで店の客層や内装で決めていましたが、
本来こういった資格で知識のあるネイリストさんを見極めるのが重要ですね。
今後ネイルサロンを選ぶ際の基準にしてみたいと思います。
メキシコのジェルネイルを写真で振り返る
実際に筆者がメキシコで施術してもらったジェルネイル。
当時の思い出とともに振り返りたいと思います。
※写真の爪・指が汚いです。お目汚しお許しください。
メキシコでは一色が主流
ジェルネイルをしているメキシコ人女性は多いです。
人気デザインは、シンプルな一色ネイル。
グラデーション
グラデーションをお願いした際の写真がコチラ。
フレンチ風のグラデーションになりました。
白い花柄はアートでなくスタンピングです。
担当のネイリストさん、とても丁寧に仕上げてくれました。
しかし終わって早速、小指の爪にキズ発見・・・
日本の様に、仕上げ時にトップコートを厚塗りしないので
傷が目立ったり、爪先がはがれるのも早いです。
フレンチ
何度もトライしましたが、5回に4回は失敗します。
「フレンチ出来ない(技術面で)」と断られたこともあります。
こちらはとてもキレイに仕上げてくれた時の写真。
良いネイリストさんに当たりました。
しかしラメラインをお願いしたら、全然ラインにならなかったのでやめました。
ラメラインのないフレンチって、逆にキレイに仕上げるのが難しいと思うのですが・・・
「ラインとか普段やらないから難しい」
と言っていました。
交差フレンチ
ストーンとかアートができなくても、二色で公差フレンチにしたらちょっと豪華な見栄えになるかな?
と、思い切ってお願いしたことがあります。
因みにこちらは、日本で施術してもらった時の写真。
形も均一で綺麗に仕上げてくれたのでとても気に入っています。
この写真をメキシコのネイルサロンで見せて、
「こんな風にできる?」ときいたら、
「できるわよ」との回答!
その結果が、コチラ。
完了前から、「エ・・?」と思ってはいました。
青、歪んでる・・・
指によって青の占有率が違う・・・
親指の斜めの角度おかしい・・・
ラメラインできないパターン・・・
冒険はしない方が良いなと思いました。
スタンピング
日本ではあまりみかけませんが、メキシコではよく使われます。
メキシコのスタンピングネイルを日本でオフしてもらった時に、日本のネイリストさんが
「昔流行ってましたね~懐かしい!日本人は器用だから描くほうが主流になったんだと思いますよ」
とのことでした。
個人的には、早くて出来上がりがキレイ、やり直しも簡単にできるのでよくお願いしています。
こんな感じ・・・
スタンピングのデザインを選んで、ポリッシュを型に塗り込み、スタンパー(ゴム材の判子みたいなもの)でデザインを写し取って爪にオンするだけ。
気に入らなければリムーバーで簡単に拭き取れます。
OKなら上にジェルを塗って硬化すれば、剥がれません。
フットネイル
フットネイルも何度かお願いしたことがありますが、毎回驚くこと。
オットマン(足のせソファ)でなく、
ネイリストさんの膝に自分の足を乗せて施術。
サディスト女王様バリの態勢で。
なんだか申し訳なくて落ち着きません。
これからメキシコでネイルサロンへ行く方へ
ここまでお話ししましたが、
もし機会があれば、メキシコでネイルサロンへ行かれることをお勧めします!
メキシコネイルの利点は、値段が安くて施術が早く終わるところ。
仮に毎週お願いしても、日本の1回分に届かないくらいです。
アドバイスできることがあるとすれば、
どこまでサービスに含まれているか?
事前確認が必要かと思います。
甘皮処理など・・・含まれていない場合、別途対応してくれるか?その料金は?
等々、何をどこまでやってくれるつもりなのかを事前に聞いておきましょう。
個人的なお勧めはスタンピングです。
失敗が少なく、早く・綺麗に仕上がるし、見た目も栄えます。
型もいろいろあるので選ぶのが楽しいです。
また繰り返しになりますが、
筆者はいち田舎町で限られたネイルサロンでしか経験がありません。
メキシコにもレベルの高いネイリストさんが沢山いらっしゃいますので、ご自分に合う良いネイリストさんを探してみて下さい!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。