メキシコに暮らす

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【Netflixでスペイン語+英語学習】MADE IN MEXICOでスペイン語の言い回し&日本語・英語翻訳を書き出し

息抜きで動画を観ながら、スペイン語と英語の言い回しと翻訳を学ぼうという欲深い気持ちで書いているブログです。

 

教材は前回に引き続き、Netflixの番組「MADE IN MEXICO」。

 

軽い気持ちで視聴できる上に、すぐに使えそうな参考になる言い回しが多くて勉強になります。

 

今回もエピソード1を題材に

 

1 気になるスペイン語表現をピックアップ

4 日本語・英語でどのように翻訳されているか?

 

 

・・・を追っていきたいと思います。

 

Los rumores corren muy rápido.

話はすぐに広まるわ。

Word gets out quick.

 

噂が広まることをcorren「走る」という表現を使っていたのでメモしました。

 

 

一方、英語訳ではrumorを使わずにwordの言い回しに変えられていました。

 

Somos de sangre caliente.

短気よ。

We are hot-blooded.

 

メキシコ人の性格を問われての一言。

 

日本語は意訳していますが、英語訳の通り、sangre caliente「熱い血」を持つ人種と表現されています。

 

短気というよりは、「情熱的」「感情的」という意味合いが強いように思います。

 

Dáme un poco de fe.

信頼してください。

Have faith in me.

 

こんな表現方法があるのだなと初めて知り、メモしました。

 

feは「信仰」など宗教的なイメージでしたが、辞書で調べたところ「信頼」「信用」という意味もありこの場面でも使われていました。

 

Aguántame un ratito, a ver si platicamos.

後で話しましょう。

Hold on. We'll talk later on.

 

ここで注目したのはaguántameとa ver si...の2点。

 

日本語ではどちらも訳に入っていませんが、

aguantarは「耐える」。「待つ」という意味は辞書を確認した限りではありませんが、

aguántameで「ちょっと待って」というニュアンスで良く使われます。

 

con una papa en la boca, así decimos.

口にビー玉を入れているみたい 。

They talk as if they had marbles in their mouths.

 

この番組に登場するfresa(フレサ=メキシコの金持ち)達の話し方の特徴を聞かた回答として出されたこの表現。

 

日本語、英語訳は全然違いますね。

 

スペイン語での直訳は「口にジャガイモを入れているみたい。」と言っています。

日本語・英語訳は「ビー玉」になっていました。

 

若しやpapaは「ジャガイモ」の他に「ビー玉」の意味があるのか?と思って調べましたがそのような情報は見つからず。

 

英語で翻訳された後、英語から日本語に翻訳されたのかな?と思うように意訳(?)が一致。

 

Hasta me enferme.

風邪ひいたわよ。

I even got ill.

 

ここに書き出したのは、hastaをどのように日・英訳しているか確認したかったためです。

 

ここでのhastaは「~ほど」という意味。

 

日本語では訳されておらず。

 

英語はevenと翻訳。

 

Dile popo porque estoy comiendo gracias.

食事中よ、うんちと言って。

Please, call it "popo" because I'm eating.

 

言い回しという主旨から若干ずれますが、気になったのでメモしました。

 

こちらはとある夫婦の会話。

夫「なんで俺が自分の子供以外のcacaを片付けなきゃなんないんだ」

の発言に対しての妻のツッコミが上記です。

 

cacaもpopoも「うんち」と理解していましたが、この会話を聞くと

 

caca「クソ」

popo「うんち」

 

というニュアンスに分けられる様です。

 

ついでに筆者の夫(メキシコ人)にもこの話をしてみたところ、

「・・・まあ、確かにpopoよりcacaの方が汚い単語だけど・・・食事中はpopoもダメだよね。」だそうです。

 

そりゃそうだ。

 

como novios de chocolate, por así decirlo.

”本命チョコ”みたいな存在さ。

It was a summer fling.

 

このひとことで注目したかったのはpor así decirlo「言うなれば」という表現方法だったのですが、それ以上に気になってしまったのはcomo novios de chocolateの部分。

 

直訳すると「チョコレートのカップルみたい」

ーつまりは(溶けてなくなるチョコのごとく)長続きしないカップル、

一瞬だけ付き合ってたよね、という意味なのだと思っていました。

 

英語はsummer fling「ひと夏の恋」と表現しているのでそれと近しいものがあります。

 

しかし、日本語訳は「本命チョコ」と訳されており、直訳でもなく文脈から意味を辿れず、なぜこの翻訳にしたのか?気になるところです。

 

Te lo suplico.

お願いだから。

I beg you.

 

あらゆる場面で使えそうだなと思ったのでメモしました。

 

suplicarは「頼む」「嘆願する」。

pedirや「お願い」という時によく言うpor favorよりも必死さが含まれ、「本当にお願い!」という気持ちが込めたい時に使えます。

 

おわりに ~ふり返り~

学習の振り返りとして、簡単なスペイン語単語を改めて辞書で引いて意味を再確認したり、他の意味を持っているのか探す機会が増えました。

 

また、翻訳はその国の人がより親しみやすく理解しやすい表現にあえて変えている部分も見られましたが、疑問の残る翻訳もチラホラあり。