メキシコに暮らす

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メキシコ人にとっての「ママ」の存在感 ~メキシコ人と結婚するともれなく家族全員ついてくる件について

本日も、語学学習の名のもとにNetflix番組「MADE IN MEXICO」エピソード3をゆる~く視聴。

 

その中で、「メキシコ人のママとは?」というテーマで出演者がコメントしていたので一部ご紹介します。

 

 メキシコ人のママとは? ~Netflix番組MADE IN MEXICOより

 

 

Creo que la mama mexicana es super, super sobreprotectora.

メキシコの母親は過保護すぎる。

I think the Mexican Mother is super, super overprotective.

 

Tienen que ver con quién vas, con quién sales, con quién andas...

出かける相手や行き先を聞く。

They need to know who you're with, who you go out with, where you are at.

 

Pero a veces es demasiado. Es como, "ma, relájate."

時に度が過ぎる。落ち着け!

Sometimes it's too much. Like, Mom, relax!

 

Ah, pero eso sí, nos hace falta algo, y ahí vamos con la mamá.

でも待って、必要な時は、ママに頼る。

But wait a minutes…we need something, we run to Mom! 

 

引用: MADE IN MEXICO エピソード3

 

 

実際にメキシコ人を観察した結果分かったこと

続いて、メキシコに住みメキシコ人家族を持つ中で、個人的に学んだ「メキシコ人のママ」につついてお話しします。

 

ママ大好き!

メキシコに限らず、大体の人はママが大好きでしょう。

 

ですのでここでは、目に見える範囲で日本とどれだけの違いがあるか?について着目しました。

 

日本との違いとしては、その気持ちを言葉で伝えることだと思います。

 

別れ際、電話の終わり、メール、大きなイベント時など、事ある毎に愛を伝えあっています。

 

Te quiero. テキエロ「愛してる」  と。

 

ただ、感覚的にはかしこまった感じではなく、お決まり表現で「じゃあね」くらいの気持ちで言っていることがほとんどです。

 

最重要イベント「母の日」

メキシコの5月10日は「母の日」。

一年で最も重要なイベントのひとつです。

 

前述した愛と感謝を伝えるのはもちろんのこと。

 

アクティビティとしては、花束やプレゼントを贈り、家族間での外食が一般的。

 

学校や職場でも色々と催しがあります。

 

因みに父の日もありますが母の日ほど盛り上がりません。

(日本に比べれば祝っている方ですが)

 

電話は毎日

(筆者の知る限りのメキシコ人、ということを前置きに)

 

別々に暮らしていても、頻繁に連絡を取り合っています。

 

何でも報告。毎日なにを話すことがあるんだと思いますが、本当に何でも話します。

 

ニュースとか、家に虫が出たとか、サッカーの試合がどうだとか、もはや日課になっているような印象です。

 

今でこそ無料で通話できる時代ですが、昔はどうしていたのだろう?と不思議に思います。

 

考え方を変えると、無料で通話できるようになった結果、毎日電話する事態になっているようにも見えます。

 

定期往来を欠かさない

どんなに遠くに住んでいても、年に数回は家族集合があります。

 

イースターにクリスマス、誕生日、何かしらのイベント、何もなくても集まります。

 

自宅に泊まるのも当たり前なので、押しかけられて連泊というのもしばしば。

 

会えばハグ+キス

メキシコでは家族や友人間での挨拶はハグと頬にキス。

 

日本では家族にハグ、キスは恥ずかしくて中々できません。

 

結論

メキシコにマザコンという言葉は存在しないのではないかというくらい、みんなマザコンです。

 

もし今後、メキシコ人との結婚を考えている方がいらっしゃれば、その後にどうなるか?というところも考慮に入れて考えることを、自身の経験上、強くお勧めします。

 

ここまで、ネガティブにとられそうなことばかり書いておいてなんですが・・・常に愛情表現が豊かで家族を優先するメキシコ人の考え方は個人的には好きで、とても羨ましいと思っています。