メキシコに暮らす

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【Netflixスペイン語】MADE IN MEXICOエピソード2で出てくるメキシコスラング

息抜きで動画を観ながら、スペイン語と英語の言い回しと翻訳を学ぼうという欲深い気持ちで書いているブログです。

 

教材は前回に引き続き、Netflixの番組「MADE IN MEXICO」。

 

軽い気持ちで視聴できる上に、すぐに使えそうな参考になる言い回しが多くて勉強になります。

 

今回はエピソード2に出てくるメキシコのスラングを3つ綴っていきます。

 

güey

güey(グエイ)はスペイン語で「野郎」という意味を持つ単語です。

 

メキシコでは、特に男性の友人同士で良く使います。

 

どんな時に使うかと言うと、日本語には当てはまらないので和訳が難しいですが、英語の会話中で良く入る"man”に似ていると思います。

 

とにかく会話の節々でこのgüeyが入ってきます。

どんな感じか知りたければこの番組で注目してみて下さい。

 

この現象と意味について、MADE IN MEXICOのエピソード2内でメキシコ人の出演者が説明していますので、スペイン語と共にご紹介します。

 

和訳は字幕引用だと一部割愛されているので、筆者自身で入れました。

 

Qué onda güey? Es como hola.

Qué onda güey? (ケオンダ、グエイ)って言うと、hola「ハーイ」ていう意味になるよ。


Si alguién te dice güey es que le caes bien, y que eres amigo.

もし誰かにgüey(グエイ)って言われたら、それは2人が仲良しの友人ってこと。


Esas palabras como...como que identifican al mexicano.
Son un poco extrañas cuando las traduces al inglés.

この言葉は・・・メキシコ人だってことを証明する言葉かな。

英語に訳すとちょっと変な感じになるんだ。

 

gorda

gordaは「太った、デブの女性」という意味。

 

大抵の国ではこの言葉を女性に対して使用するのはタブーで失礼な行為に当たりますが、メキシコでは恋人の彼女に対して使われることがあります。

 

相手がどんなに痩せていても、逆に太っていても、gorda(ゴルダ)と言ってOK。

愛情表現のひとつとしてとらえられています。

 

番組内での説明は以下の通り。

 

Creo que la palabra "gorda" o "gordita", muchos novios se la dicen a su novia de cariño.

このgorda(ゴルダ)とかgordita(ゴルディータ)っていうのは、恋人同士で良く使われていて、彼女に対して愛情表現で言うことばだよ。


Es como si, en los Estados Unidos, le dijeras a una niña: "Hey fatty", güey, no mames, te suelto un putazo.

もしアメリカで女の子に”Hey fatty"(おい、太っちょ)、なんて言ったら、まあ、殴られるよね。

 

mi rey

mi rey(ミ・レイ)は「私の王様」という直訳になります。

 

筆者自身は、あまり聞いたことがありませんが、こちらも男性の友人同士で使われるようです。

 

番組内での説明は以下の通りです。

 

Cuando es tu amigo, pero quieres quedar bien, entonces le dices "mi rey, cómo estás? Cómo has estado?

友達で仲良くなりたい時に、”mi rey (ミ・レイ)、元気?元気だった?”という感じで使うんだ。


Imáginate decirle, "Hello my king, how are you?"

 想像してみてよ。 "Hello my king, how are you?" (ハロー、マイキング、元気?)って言うのを。

 

No, suena estúpidamente ridículo.

だめだな、かなり馬鹿らしく聞こえるよ。

 

 

おわりに ~ふり返り

メキシコのスラングは日本語や英語に訳すのが難しいものも多く、しかし知っているとスペイン語会話を聞いた時に、「あ、またあのフレーズ言ってる」と気付けて面白いです。