メキシコに関することを雑多に綴っています。
先日、アエロメヒコについてお話しさせていただきました。
今回はその追加情報です。
以前、アエロメヒコでチャイルドシートを機内持ち込みしました。
事前にインターネットで調べた際に情報がなく困った記憶がありますので、ここに実体験を記録として残します。
実体験なんてどうでもいい!結論だけ教えろ!
という方は、
「結論として」へスキップくださいませ。
チャイルドシートの機内持ち込みってどういうこと?
2歳未満の乳幼児の場合、大人料金の10%+TAXを払えば搭乗することが可能です。
しかしその場合、1席多く利用できる訳ではなく、
自分の膝の上に座らせなければなりりません。
フライト時間の長いメキシコ-日本便。
子供を抱いたまま15時間弱は本当に大変です。
10kg未満ですとバシネットが使えますが、
10kgを過ぎる10ヶ月頃以降は使用できなくなります。
また、バシネットがある席が満席の場合もあります。
そんな時にお勧めなのが、
「子供用に1席確保する」方法。
1席分の子供料金はかかりますが、これによりチャイルドシートを持ち込み座らせることが可能になります。
まだ一人でお座りができない乳幼児を連れている場合にはお勧めの方法です。
アエロメヒコのホームページで調べてみた
チャイルドシート持ち込みについての対応は各航空会社で異なります。
というわけで、アエロメヒコの場合がどうなのか?
ホームページを調べてみました。
ご参考:
aeromexico.jp
結果:チャイルドシート持ち込みについての記載はありませんでした。
実体験記録
というわけで、実際に利用時に確認してみました。
予約時の対応
先ずは航空券の予約前に航空会社に聞いてみました。
返答は
『原則、不可』
『でもチェックイン時に交渉してみて』
とのこと。
もやもやしつつ当日を迎えます。
チェックイン時の対応
そしてフライト当日。
チェックインカウンターで聞いてみました。
『certificado があればOK』
とのこと。
チャイルドシートのcertificado (セルティフィカド)とは?
Certificado(セルティフィカド)とは、スペイン語で「認証」という意味。
安全基準に適合した型式認定のチャイルドシートでなければ機内で使用することができません。
日本、欧州、米国の各国の承認基準があり、航空会社によって適用されている基準は異なります。
アエロメヒコのチェックインカウンターで確認したところ、
『FAA(米国連邦航空局)認可のもの』
『もしくは同等の認証基準を満たしているもの』
とのことでした。
筆者の持っているチャイルドシートはECE(欧州)認定の製品でしたが、『それで良いよ』とOKをもらえました。
認定マークは製品本体にシールが貼られています。
搭乗時の対応
そしてついに搭乗。
搭乗ゲートで航空券2枚を提示。
念のためグランドスタッフのお兄さんに聞いてみると、
『チャイルドシート?持ち込んで大丈夫だよ!』
とのコメント。
ヨシッ
顔にやけ気味でボーディング。
事前に予約していたのは最後列の中央。
チャイルドシートを取り付け、荷物を片付け、早々に着席。
離陸を待ちます。
すると、フライトアテンダントのリーダー的な人に声をかけられました。
『そのチャイルドシート、認証マーク ある?』
キタ!
『(筆者: 自信満々で) ありますよ』
と回答。
『ここの席ではチャイルドシートは使えないわよ。窓側でないと。』
『(筆者:) 、、、エッ?』
そう、筆者は知らなかったのです。
安全上の理由(非常時に妨げにならない様)から機内の窓側にしかチャイルドシートは使えないということに・・・
この時点で、チャイルドシート撤去を覚悟していました。
しかしここで助け舟が。
たまたま窓側が空いている席があり、そこに移動させてもらえることに。
移動後、窓側席にチャイルドシートを取り付け直し、その隣に筆者が座りました。
無事、チャイルドシートを利用できるまでに至ったのでした。
結論として
ごちゃごちゃ書きましたが、実体験をもとに導き出した本題の結論としては、
本題:
アエロメヒコでチャイルドシートを持ち込めるか?
回答:
認証マークがあり、窓側席を利用できれば使用可能。
ただしチェックイン時に確認を。場合によって交渉の必要あり。
でした!
実際はもっと多くのスタッフの方に質問してみたのですが、
あまり利用者がいないのか、詳細を知らない人が多くいました。
(ネット調べたり、上司に確認したりと、丁寧に対応はしてくれました。)