メキシコの新型コロナウイルスの最新情報です。
日本でニュースに取り上げられることが少ないため、現地の記事をご紹介しつつ状況をまとめました。
現在のメキシコ国内感染状況
まずは本日付けのメキシコの感染状況です。
新規感染者は7月に入ってから毎日7千人前後で増え続けています。
死者数は4.7万人と世界で3番目に多い数字に。
こちらについては後程現地ニュースで詳しくご紹介します。
● 感染者数(累計):424,637人
● 死亡者数 : 46,688人
(更新日時:2020/7/31 現地時間)
因みに、メキシコの人口は日本とほぼ同じ1.2億人です。
コロナマップ
8/3~8/9週に適用される信号情報が発表
全国32州の内:
● 赤 :16州
● オレンジ:16州
● 黄 :なし
● 緑 :なし
※信号システムとは・・・
メキシコ政府により発表された経済社会活動の再開の指針。
各州の感染状況に応じて信号色(赤・オレンジ・黄・緑)が毎週変更されます。
気になる現地ニュース紹介
死亡者数が世界で3番目に
メキシコ大衆紙”El Universal”の7/31付けの記事によると、新型コロナによる死亡者がアメリカ、ブラジルに次ぐ3番目に多い数であると報道されています。
出典:El Universal
メキシコ国内の病床利用率
メキシコ全土の病床利用率についても言及しており、現在の状況は以下の通りです。
一般病床 :46%
重傷者・人工呼吸器用 :38%
一般・重症者用ともに、ヌエボ・レオン州が最も高く76%・69%の病床利用率となっています。
保健省次官の辞任を求める動き
また記事内では、メキシコ保健省のウーゴ・ロペス・ガテル次官の辞任要求騒動についても触れています。
現在、9つの州知事が新型コロナへの対策に関し「矛盾と混乱を生じさせた」との理由でガテル次官の辞任をを求めており、政府の今後の対応が注目されます。
◎こちらの記事を読みました◎
引き続き、メキシコの感染状況を追っていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。