メキシコに暮らす

英語&スペイン語学習&メキシコ情報発信ブログ

【メキシコ観光】メキシコシティの隠れた観光名所 ~大聖堂の塔と鐘楼の見学ツアー

メキシコに関することを雑多に綴っています。

 

コロナで観光どころではない昨今ですが、今回はメキシコ・シティの穴場スポットをご紹介します。

 

その場所は

 メキシコシティのメトロポリタン大聖堂。・・・の塔と鐘』

です。

 

なぜお勧めか?ですが・・・

一番の理由は

「大聖堂の屋上に登れる特別感!景色も一望できる!」

からです。

 

 

 

メトロポリタン大聖堂とは?

f:id:sunanamex:20200604154058j:plain

 

正式名称はメキシコ・シティ・メトロポリタン大聖堂

(Catedral Metropolitana de la Ciudad de México)

 

メキシコ・シティにあるカトリック教会の大聖堂です。

 

このカテドラルの建設が始まったのは1525年。

250年もの歳月をかけて完成に至ったため、ゴシック、ルネサンスバロック新古典主義など多彩な建築仕様の入り交ざっており、建造された時代を反映しています。

 

1987年には世界遺産に登録されました。

 

アクセス

メキシコ・シティ旧市街の中心地であるソカロ広場(Zócalo)の北側に位置しています。

 

● メトロで行く場合 ●

2番線(ブルーの)のZocalo駅で下車

 

● 車で行く場合 ●

目的地周辺は常に混み合っており、駐車場を探すのは困難。

自家用車よりタクシーで行くことをお勧めします。

 

○ 地図 ○

www.google.com

 

 

「塔と鐘楼の見学ツアー」(Torres y Campanas)

大聖堂の外観や内部の装飾も圧巻ですが、筆者がお勧めするのは「塔と鐘楼の見学ツアー」です。

 

塔へ登るには、見学ツアーに申し込む必要があります。

個人で見て回ることはできません。

 

ツアーとは言っても、事前予約ではなく当日その場で申し込みが可能です。

所要時間は1時間弱ほどです。

 

見学ツアーの申し込み方法

では、どのようにツアーへ参加するのか?

 

申し込み窓口は大聖堂の中にあります。

 

大聖堂の中央入口から入ってすぐ右側に、受付カウンターがあります。

 

筆者が最後に行ったのは5年程前ですが、料金20ペソ(約90円)でした。

*ツアー終了後にガイドさんへチップを渡す方もいますので、チップ分も考慮しておくと良いかと思います。

 

1日に複数回ツアーが出ており、

窓口にある時刻表を見て、次に出るツアーの時間を確認して申し込みます。

 

お勧めの方法としては、

到着後すぐにカウンターへ行き、一番早い時間で申し込みを済ませておくこと。

 

これで多少待つことになっても、大聖堂や周辺の場所を観てながら時間まで待つことができるのでタイムロスがありません。

 

いざツアーへ出発!

ガイドさんの案内の元、参加者全員で回ります。

 

人数は~20人程。

 

言語はスペイン語のみ。

ですが、内容が分からなくても参加はできます。

 (実際、スペイン語が分からないであろう観光客も見かけました。)

 

大聖堂の外部壁面にある入口から入り、鐘楼の内部を見学しながら屋上まで上がることができます。

 

ガイドさんの説明をサクッとおさらい

f:id:sunanamex:20200605144856j:plain

 

ツアー参加者には上の写真のようなパンフレットが配られます。

スペイン語なので内容を簡単にかいつまんで箇条書きにしました。↓

 

☆ 東側の塔の基礎となる部分は1642年に着工、1672年に初層(塔のベース)が完成

☆ 塔の建設は1787~1791年頃

☆ 塔の高さ67メートル、各塔は28の鐘楼、合計で56の鐘を置くスペースがある

☆ 56のスペースがあるが、実際に配置されているのは現在30台のみ

☆ そのほとんどが西側の塔に配置されている

☆ 塔の最上部分は鐘楼を象ったモニュメントに十字架が掲げられている

☆ 塔の側面には守護聖人が彫刻されている

☆ 主な鐘楼はブロンズ50%、銅20%、錫25%で出来ている

☆ ブロンズ製の鐘は時の経過とともに酸化し全て黒色に変化

☆ 最も古い鐘楼は1578年製作のもの

☆ 最も新しいものは2002年。メキシコ先住民のJuan Diegoが列聖されたことを祝して建造された

☆ 最も重量のある鐘楼は13トンにも及ぶ

等々・・・

 

スペイン語読めないけど参加したい方はこちらを読んで行けば概要は掴めます。

 

実際のツアーでは参加人数が多いとガイドさんが遠く、話があまり聞こえなかったりしますので、おさらいしておくに越したことはないかと思います。

 

ツアーの様子を写真で見てみる

最後に、実際にツアーで巡った場所を写真でご紹介します。

 

鐘楼内部

 

 

大聖堂の屋上を渡って行きます。


ツアールートを歩くというよりは、飛びながらつたっていく感じです。

 

階段の上り下りや足場の悪い場所も多く、足の不自由な方ですと移動が難しいかもしれません。

 

大聖堂の中央身廊の真上

 

大聖堂の中央身廊の真上に到着しました。

 

丸みを帯びており、内部天井がドーム型であることが分かります。

 

ここでしばしの自由時間・・・写真を撮ったり思い思いに過ごします。

 

屋上から塔を見上げる



 

ソカロ広場を一望

ここからソカロ広場を一望でき、自由時間に写真撮影ができます。

 

この時はクリスマス前で、ソカロ広場にアイススケートリンクが設置されていました。

 

真下を見下ろす


真下を見下ろすと、大聖堂の正面入口にいる人達が見えます。

 

ここは常に多くの観光客や物売りで混み合っています。

 

 

・・・以上、自身が最後に行ったのがだいぶ前なので情報不足な部分もあり・・・

 

このツアーは個人的に好きで、友人が遊びに来た時には必ず連れて行きます。

ちょっと風変わりなツアーですが、この「特別感」、とても喜ばれます。

 

*現在は新型コロナの影響でツアー中止しているようです。

落ち着いたら、是非行ってみて下さい。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。