新型コロナの感染拡大が続いていますが、経済活動を優先的に再開する方針を打ち出しているメキシコ。
そんなメキシコの首都であるメキシコ・シティでは、8月5日より『あること』が解禁になりました。
それは・・・『レストランでの生演奏』!!
今回はこちらのニュースを読みつつメキシコの文化紹介もしていきたいと思います。
記事のご紹介
今回読んだのはコチラ。
メキシコの大衆紙Milenioの8月4日付けの記事です。
記事タイトルは
『コロナ禍のメキシコ・シティ、飲食店での音楽が明日より再開』
ここでの音楽とは、有線放送やプレーヤーの再生、そして生演奏のこと。
メキシコ・シティではメキシコ独自のコロナ危険信号がオレンジ色になったことを受け、各施設の社会活動が段階的に再開されています。
飲食店に関しては最大可能集客数の30%(テラス席は40%)という条件付きにて営業開始。
その中で注目されたのが今回の音楽再生の可否でした。
そしてこの度、時間帯・音量の条件等はあるものの、音楽(映像含む)の再生、生バンドの参加が許可されました。
どんな生演奏があるの?
日本と同様のスタイルもあれば、メキシコ独特なものも。
その一部をご紹介すると・・・
➢ 飲食店が契約している、ピアノやギターでの弾き語り
➢ ギターや他の楽器を片手に、歌いながら席を渡り歩く、勝手にレストランに入ってくるパターン
➢ メキシコの伝統的な音楽隊マリアッチによる演奏
などなど。
外国人の多い観光地だけでなく、地元の人が行くようなレストランでも良く見る光景です。
曲をリクエスト⇒チップで稼ぐシステムが主流
この記事を読んで最初に思い浮かんだのが、レストランのテラス席でマリアッチがお客さんを取り囲んで歌う光景でした。
レストランで食事を楽しむお客さんと直接交渉して、演奏して、そのお客さんからチップをもらうというスタイル。
これが日本だったら誰が依頼するんだという感じですが、メキシコではノリで曲のリクエストしたり、恋人に向けて歌を贈ったり、誕生日ソングを合唱したりという場面を良く見ます。
メキシコには、このようにフリーで働きチップで生計を立てているアーティストが多く存在します。
この記事も、そんな方々の生計維持を保証するため公式に再開許可が出ているものと思われます。
生演奏って実際にどんな感じ?
それでは最後に、とあるレストランのテラス席で実際に演奏している光景をお見せしたいと思います。
リクエストした人の席を取り囲んで大合唱するマリアッチ。
これの良いところは、周りの人も楽しめること。
難点は、会話が全然聞こえないこと。
— Suna (@Sunanamex) August 5, 2020
(※はてなブログで自分の動画をアップしたい時ってどうすれば良いんでしょう?色々試しましたができなかったので自身のTwitterを利用しましたが・・・)
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。